ついに去年B1昇格を果たした、越谷アルファーズがB1の舞台で開幕戦を迎えました!
相手は去年CSにも駒を進めた強豪アルバルク東京です。どこまで新生アルファーズがくらいついていけるか。。。
僕はバスケットLIVEからの念組でしたが、会場にはネギばんばんを持ったアルファメイトが多く駆けつけ、「レッツゴー!アルファーズ!」の声援が映像でも聞こえました。
試合のハイライト
10.5(SAT)GAME1
クォーター | 越谷アルファーズ | アルバルク東京 |
---|---|---|
第1クォーター | 15点 | 16点 |
第2クォーター | 7点 | 15点 |
第3クォーター | 18点 | 20点 |
第4クォーター | 17点 | 24点 |
第1クォーター (Q1)
試合は序盤から緊張感が漂い、両チームともに得点が拮抗する展開となりました。第1クォーターは、アルバルク東京が16点、越谷アルファーズが15点を挙げ、わずか1点差でアルバルクがリードを奪いました。特に、越谷の選手たちは初戦のプレッシャーを感じながらも、果敢に攻め込む姿勢を見せました。
第2クォーター (Q2)
第2クォーターに入ると、試合の流れは徐々にアルバルク東京に傾いていきました。越谷アルファーズは、相手の堅いディフェンスに苦しみ、得点がわずか7点に抑えられました。一方、アルバルクはフリースローを確実に決め、リードを広げていきます。このクォーターの終わりには、アルバルクが31-22とリードを奪い、試合の主導権を握ることに成功しました。越谷はこの状況を打破するために、攻撃の工夫が求められました。
第3クォーター (Q3)
後半に入ると、ソアレス選手が懸命なディフェンスをしますが、テーブス選手がオフェンスを牽引し、ドライブからのレイアップやジャンプシュートで得点を重ねられました。このクォーターは、両チームが互いに得点を重ね合い、結果的にアルバルクが20点、越谷が18点を挙げる接戦となりました。越谷はこの流れを維持し、最終クォーターに向けての勢いをつけることができました。
第4クォーター (Q4)
最終クォーターでは、榎田選手のジャンプショットや終盤に井上選手の3Pで粘りを見せましたが、アルバルクがさらに得点を重ね、越谷に流れを渡さない展開となりました。大倉選手や小酒部選手がアウトサイドシュートを決めるなどして、最終的には24-17で、試合全体でも75-57で敗戦となりました。
個別の選手のパフォーマンス
四家と榎田が奮闘、若手が示した成長の兆し
越谷アルファーズで活躍していた選手として、特に四家選手と榎田選手に注目しました。
試合序盤から自信を持ってプレーしており、レイアップを決めるなどチームに貢献しました。また、榎田選手も後半にかけて良いパフォーマンスを見せており、チーム内で役割をしっかりと果たしていたようです。
カイ・ソットのフラストレーション
カイ・ソット選手は試合中、ボールに触る機会が少なく、フラストレーションが溜まっていたようです。彼のプレーにおいて、相手ディフェンスに対応するためのスクリーンの効果的な使い方など、改善の余地があることが指摘されていました。ソット選手のフラストレーションの原因として、チーム内での連携の不備や戦術の遂行力が十分でなかったことも挙げられています。
ブラジル代表ソアレス選手の存在感
ティム・ソアレス選手は試合での存在感を示し、11得点と6リバウンドを記録しました。特にリバウンド争いにおいて重要で、チームの攻撃を支える役割を果たしました。ソアレス選手の身体能力とポジショニングは、相手チームにとって脅威であり、彼の得点は越谷が試合を通じて競争力を保つための重要な要素となりました。
戦術分析
越谷アルファーズは攻撃の流れが途切れがちで、ディフェンスに課題を抱えていました。試合を通じて、選手たちの連携が不十分であり、特にオフェンス時にはスピード感が欠けていました。ヘッドコーチの安齋竜三氏は、トップチームとの対戦を通じて学び、成長する必要性を強調しました。彼の指導の下、選手たちは今後の試合に向けて改善を図ることが求められています。
両チームのリバウンド戦では、アルバルク東京が明らかに優位に立っていました。特に、インサイドでの競り合いにおいて、アルバルクの選手たちは身体的な強さを活かし、リバウンドを確保することで攻撃の起点を作り出しました。越谷はこの部分での劣位を克服するために、今後の練習でリバウンド技術の向上に努める必要があります。リバウンドは試合の流れを左右する重要な要素であり、これを制することが勝利への鍵となります。
越谷アルファーズのオフェンスは、スピードと連携が不足していることが顕著でした。特に、アルバルクの強力なディフェンスに対して、越谷は効果的な攻撃を展開できず、シュートチャンスを逃す場面が多く見られました。選手たちは、ボールの動かし方やスクリーンの使い方において、より高い意識を持つ必要があります。これにより、相手のディフェンスを崩し、得点機会を増やすことが期待されます。
試合全体を通じて、越谷アルファーズは戦術的な調整が必要であることが明らかになりました。特に、相手のディフェンスに対するアプローチや、オフェンスの流れを作るための連携が求められます。安齋ヘッドコーチは、選手たちが試合を通じて学び、次回の対戦に向けて準備を整えることの重要性を強調しました。これにより、チームは今後の試合でのパフォーマンス向上を目指すことができるでしょう。
今後の展望
この試合はB1リーグ昇格後の初めての公式戦であり、チームにとって重要な一歩でした。しかし、試合の結果は期待に反し、選手たちは次戦に向けた準備が急務であることを痛感しました。特に、試合の流れをつかむための戦略やチームワークの強化が求められています。これからの試合に向けて、選手たちの士気を高める必要があります。
試合を通じて、越谷アルファーズはアルバルク東京の強力なディフェンスとオフェンスの遂行力に圧倒されました。特に、相手チームの速攻やリバウンド争いでの劣位が目立ち、これが得点差に直結しました。今後の試合に向けて、越谷はディフェンスの強化とオフェンスの多様性を高める必要があります。具体的には、選手間の連携を深め、ボールの動かし方を工夫することで、より効果的な攻撃を展開することが求められます。
越谷アルファーズの未来を担う若手選手たちの成長が、チームの成功にとって重要な要素です。特に、試合での経験を積むことで、彼らのプレーは確実に向上しています。若手選手が自信を持ってプレーできる環境を整えることが、チーム全体のパフォーマンス向上につながります。コーチ陣は、個々の選手の特性を活かしたトレーニングを行い、彼らが試合で活躍できるようサポートすることが求められます。
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